やまだ接骨院 接骨院 整骨院 高知市越前町2丁目8番2号

腰痛の話

なぜ痛む?/腰痛考

や ま だ 接 骨 院 / 腰 痛 考
一 般 論 様々な原因 一般的原因 なぜ痛む?



腰痛のメカニズム
 何故、腰が痛いのかを、それぞれの症状に応じて、個 々の方が、納得できるように説明するのは、専門の医師 の先生方でもなかなか難しいかもしれません。

まず、痛み全般に言える事は、痛みを伝える電気信号が、
抹消部分~中枢神経へと伝わらなければ、痛みとして
感じないという事が有ります。

受容器は、神経の末端の「自由終末」であって、ここで
受けた刺激が、知覚神経線維~末梢神経~脊髄の後根か
ら脊髄に入り大脳へと伝わります。
勿論、末端・抹消で感じるだけでなく、脊髄~末梢神経
のどこであっても、圧迫や炎症などがあれば、その刺激
で痛みが生じます。
また、損傷を受けた神経線維が回復する時も疼痛として
感じます。

  その他 として

[神経の分節性の支配]

脊髄神経の細い枝が、
腰部の筋・筋膜・椎間関節・椎間板に分布し、
圧迫や炎症をキャッチして、
大脳が疼痛として感じる。

[椎間板・椎間関節の老化]

椎間関節も椎間板と同様に老化が起こります。
その為に、椎間板のクッション作用が低下を来たし、
椎間関節の受ける力
(脊柱にかかる力の30%)が増加します。
その結果、しばしば炎症を起こし、痛みを生じます。

[神経周辺の炎症が原因]

単に、神経根が圧迫されただけでは無くて、
神経根周囲や神経終末部の組織に炎症があることが、
痛みを生じさすのに、大きな意味があるようです。

[炎症物質が原因?]

単に、神経根が圧迫されただけでは無くて、
神経根周囲や神経終末部の組織に炎症があることが、
痛みを生じさすのに、大きな意味があるようです。
「P物質」と呼ばれるペプチドや
「フォスフォリパーゼA2」という酵素が、
刺激を受けて体内から放出されて
炎症を起こすことも考えられる。



このように痛みのメカニズムについては、
色々な角度から、説明できますが、
「一般的な痛み」については、
未解決の部分も、数多く残されているようです。



一般的原因/腰痛考

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一 般 論 様々な原因 一般的原因 なぜ痛む?
一般的な腰痛の原因としては、
やはり、肥満(体重の増加・お腹が出てくる)や
腹筋・背筋や下半身の筋力の低下が、挙げられます。 その結果、

・腰椎の前弯が増す。(仙骨角が大きくなる
重心線が、後方へ移動する。
・筋肉や靭帯および椎間板の負担が大きくなる。
という順序を踏んで、
慢性的な腰痛症になることが多いようです。

これに、加齢現象が加わって、
関節軟骨の変性→変形性脊椎症ということになると、
腰痛が、ひどかったり、良くなったりを繰り返します。





 立位の際、下肢の上端に乗っかっている骨盤が、前・後に傾くのを防いでいるのは、大殿筋(股関節伸筋)と腸腰筋(屈筋)である。

もし重心線が股関節の中心よりも前方を通ると、上半身の重量により骨盤の前傾が強くなるので、これを防ぐためには大殿筋が絶えず働く必要がある。

ところが重心線が股関節の中心よりも後方にあれば、骨盤の後方への傾斜を防ぐためには、腸腰筋が働かなくても、股関節包の前面にある強力なY靭帯の繁張だけで十分である。(靭帯の緊張には,特にエネルギーを必要としない)

なお腸腰筋が短縮していると股関節屈曲位拘縮を起こし、骨盤前傾が増強するのでよくない。

上に戻る!

 仙骨上面の傾斜のため、その上に乗っかっている腰椎は、
上半身の重量により絶えず前下方にすベろうとしている。こ
のすべりの力に拮抗しているのは、椎間板・腰仙部後側の筋
群・靭帯・椎間関節などである。

 もし肥満や妊娠により腹が突き出て体がそりかえって、生
理的腰椎前弯が増強したり、また胸椎部の突背や円背があっ
て平衡をとるため腰痛前弯が増強すると、この仙骨上面の傾
斜が増加してすベりの力が大きくなり、椎間板や筋群に加わ
る負担が重くなって腰痛を起こしやすくなる。

 運動不足による筋力の低下、加齢による椎間板の退行変性
に伴う弾力性の低下などがあるとなおさら腰痛を起こしやす
い。
 したがって立位をとる場合、腰椎前弯が増強しないよう、
換言すれば仙骨上面の傾斜すなわち骨盤の傾斜が正常以上に
増加しないように注意する必要がある。



(参考文献)
書名:小整形外科書
著者:綾仁 冨彌
発行所:(株)金芳堂


様々な原因/腰痛考

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1.背・腰部の局所性疾患によるもの
  1. 所謂腰痛症、筋・筋膜性腰痛
  2. ギックリ腰(腰椎捻挫、急性腰痛症)
  3. 椎間板ヘルニア・椎間板症
  4. 腰椎分離・すべり症
  5. 変形性脊椎症
  6. 椎間関節症
  7. 脊柱管狭窄症
  8. 骨粗鬆症
  9. 仙腸関節捻挫
  10. ショイエルマン病(若年性円背)
  11. シュモール結節
  12. 梨状筋症候群
  13. 尾骨痛
などがあります。

2.全身性疾患の一症状として起こる場合
 糖尿病
  中間代謝産物が筋、神経に蓄積されます

 更年期の脂肪過多症
  体重の割に筋力弱く腰筋が疲労しやすい
 酒精やニコチンなどによる慢性中毒.
 急性感染症における腰痛.
 神経衰弱やヒステリー患者の腰痛

  痛み方に 変化が多い

3.内臓諸器官の疾患による反射性腰痛
  腎・尿管の結石、胃・十ニ指腸潰瘍、
  胆石症、子宮後屈、遊走腎
 などの疾患があると
 内臓知覚神経反射として腰痛をきたします.


腰痛考/やまだ接骨院

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一 般 論 様々な原因 一般的原因 なぜ痛む?
◇◇◇◇◇腰痛について◇◇◇◇◇


 我々の日常生活の中で、腰痛を経験することは、たい
へん多いと思われます。一般的に言われるところの"腰痛
症"、言い換えますと、腰や背中の痛みというものは、人
類が2本足で歩き始めてからの、古今東西・老若男女を
問わない問題であります。

 それは、諸種のケガや病気、筋力・柔軟性の低下、老化
等による骨・関節の退行性変性(変化)などが、原因に
なっている場合が多いとされています。
 古くから、腰痛についての記録はあるようですが、(ヒ
ッポクラテスも「腰痛が、多くの病気の1症状として現
れる」と論文の中で記述しているようです。)

 原因については判らずに、洋の東西を問わずに民間療法
が、主体であり、神仏に頼ることも多かったようです。

 医学的に考え方に大変化が起こったのは、1828年、イギ
リスの医師ブラウンが、「脊椎と神経の組織が、腰痛の
原因となっている」と発表してからです。その後、1895
年にX線が発見され、様々な原因が考えられるようにな
りました。

 1932年には、米国・マサチューセツで世界初のヘルニア
の手術がなされ、飛び出した髄核(腰部の椎間板の中心
部分)について言及されました。これを以後「椎間板ヘ
ルニア」と呼んでいます。そして、「椎間板ヘルニア」
が、腰痛や坐骨神経痛の原因として知られるようになり
ます。

 1938年に至り、医師ラヴ(米国)が、多数の手術例を報
告、続いて同医師が、1940年にさらに大多数の例を報告・
発表して後、ヘルニアの診断や手術が徐々に世界中に広
がりました。

 現在においても、この「ラヴ法」は、ヘルニアの標準的
な手術法の一つであります。