やまだ接骨院 接骨院 整骨院 高知市越前町2丁目8番2号

一般的原因/腰痛考

や ま だ 接 骨 院 / 腰 痛 考
一 般 論 様々な原因 一般的原因 なぜ痛む?
一般的な腰痛の原因としては、
やはり、肥満(体重の増加・お腹が出てくる)や
腹筋・背筋や下半身の筋力の低下が、挙げられます。 その結果、

・腰椎の前弯が増す。(仙骨角が大きくなる
重心線が、後方へ移動する。
・筋肉や靭帯および椎間板の負担が大きくなる。
という順序を踏んで、
慢性的な腰痛症になることが多いようです。

これに、加齢現象が加わって、
関節軟骨の変性→変形性脊椎症ということになると、
腰痛が、ひどかったり、良くなったりを繰り返します。





 立位の際、下肢の上端に乗っかっている骨盤が、前・後に傾くのを防いでいるのは、大殿筋(股関節伸筋)と腸腰筋(屈筋)である。

もし重心線が股関節の中心よりも前方を通ると、上半身の重量により骨盤の前傾が強くなるので、これを防ぐためには大殿筋が絶えず働く必要がある。

ところが重心線が股関節の中心よりも後方にあれば、骨盤の後方への傾斜を防ぐためには、腸腰筋が働かなくても、股関節包の前面にある強力なY靭帯の繁張だけで十分である。(靭帯の緊張には,特にエネルギーを必要としない)

なお腸腰筋が短縮していると股関節屈曲位拘縮を起こし、骨盤前傾が増強するのでよくない。

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 仙骨上面の傾斜のため、その上に乗っかっている腰椎は、
上半身の重量により絶えず前下方にすベろうとしている。こ
のすべりの力に拮抗しているのは、椎間板・腰仙部後側の筋
群・靭帯・椎間関節などである。

 もし肥満や妊娠により腹が突き出て体がそりかえって、生
理的腰椎前弯が増強したり、また胸椎部の突背や円背があっ
て平衡をとるため腰痛前弯が増強すると、この仙骨上面の傾
斜が増加してすベりの力が大きくなり、椎間板や筋群に加わ
る負担が重くなって腰痛を起こしやすくなる。

 運動不足による筋力の低下、加齢による椎間板の退行変性
に伴う弾力性の低下などがあるとなおさら腰痛を起こしやす
い。
 したがって立位をとる場合、腰椎前弯が増強しないよう、
換言すれば仙骨上面の傾斜すなわち骨盤の傾斜が正常以上に
増加しないように注意する必要がある。



(参考文献)
書名:小整形外科書
著者:綾仁 冨彌
発行所:(株)金芳堂